2013年10月23日

忍者月輪、鳥取城攻め


「怒り」に夢中になりすぎて、「忍者月輪」は、ご無沙汰になってしまいました。

毎日読んではいるものの、なかなか書きにくくて、こんなに間があいてしまいました。

10月23日現在、連載はまだ継続中です。

もう、追いつくことはできず、どうしようか私も迷っています(笑)

もし、挫折したら、そこは触れずにお願いしますね、

じゃぁ、行けるとこまで、ということで。。。




村井に気に入られ、蕨手という仲間も得て、

これから伝兵衛たちは、秀吉の「鳥取城」攻めに協力するわけですが、


連載と平行して、史実の流れを私なりに理解した内容を要約して書いておきます。


山名豊国が治めていた「鳥取城」は、信長と秀吉の第一次鳥取城攻めで、山名氏が降伏しようとしたので、家臣たちが、山名氏を追放、吉川家に助けを求めました。(もともと鳥取城は毛利家に従属していた)

10.jpg
代わりの城主として派遣されてきたのが「吉川経家」でした。(元就の次男、元春が養子となって継いだのが「吉川家」)


そこで、

秀吉たちは第二次鳥取城攻めを行い、「鳥取城」へは、毛利家をはじめ、吉川家、小早川家(元就の三男が養子になった)が援軍を送ります、


伝兵衛たちは、この第二次鳥取城攻めに呼ばれたわけです。

秀吉の「鳥取城」攻撃の作戦は「兵糧攻め」でした。


高額で農民から米を買占め、毛利からの食料物資輸送経路を完全に絶ち、「鳥取城」(から出られないように)を柵で包囲し、結局4ヶ月ほどで落城してしまいます。

吉川経家が鳥取城に入った時、城の兵糧は20日分しか無かったといいますから、飢えて負けるのは目に見えていたでしょう。

通常、城には備蓄されている米があるらしいのですが、戦いの前になぜかその米も家臣によって売られてしまったらしく、諸説ありますが、その点はナゾです。

連載では、「鳥取城」には、伝兵衛が超能力で技をかけられてしまった、見えないあの敵が潜んでいて、その術で戦況(城の兵糧米を売ったことも)をかく乱しているのではないかと見られ、

伝兵衛の目的もそうですが、秀吉からの任務もその見えない敵を排除することでした。


「鳥取城」に派遣された吉川経家は当時33歳の若さだったそうです。


降伏の条件として、吉川経家は帰還、君主(山名氏)を裏切った家臣及び、海賊行為を働いた複数の家臣は切腹、というものでしたが、

経家は、海賊行為を働いた家臣の自害は仕方ないにしても、他の家臣の自害は受け入れませんでした。

経家は責任感が強かったんでしょうね、自害して果てます。

こういう時の事態収拾の仕方って様々ですよね。

イメージとしては、トップが自害して家臣や農民たちは助命される感じですが、

今回は、「鳥取城」と信長、秀吉の戦いであって、経家は、元々城主でもなく、請われて派遣されたのだから無関係、として帰還させようとしたのは、

後ろ盾として力のある毛利家とはその時点でモメたくはなかったのか、

吉川経家が立派な武将だったことを秀吉も認めていたのではないか、という説もあります。


戦国時代では、ただ闇雲に戦いを仕掛け、潰しあったのではなく、

それを回避するために、娘を敵国に嫁がせたり、逆に嫁をもらったりして血縁を結び、人質として家族を交換してたりしてたんですよね。

でも、何か事が起これば、どちら側につくのか、受け入れるのか、義理とプライドの狭間で、

負ける、とわかっている戦でも参戦せざるを得ない、

そして、蕨手の言っていた、命を失う愚かな選択をしてしまう。

その愚かな主に仕えなければならない部下は不幸ですよね。


昔見ていたNHKの大河ドラマ「毛利元就」では、

元就役を中村橋之助(三田寛子さんのご主人)

長男、毛利隆元役を上川隆也

次男、吉川元春役を松重豊

三男、小早川隆景役を恵俊彰 が演じていました。


その時の解説か何かで、耳で聞いた言葉なので不確かなのですが、「いっかりょうぞく」(一家両属?)という言葉で、

自分たち一族を絶やさないように、どんな戦の時も全員が一方の側につくのではなく、

長男がA側についたら次男はB側、というように、一家で両方に属するように分散させていた、という意味だったように記憶しています。

ドラマの中での毛利元就は、人格者で、愛妻家、家族思い、知略に長けていた武将として描かれていましたが、

史実でも、武力は最後の手段で、謀略も含め、元就のように、あるいは家康のように、用心深く先見性があり、意地やプライドで命を失うような愚かな選択をしない武将が生き残っていったんですね。


ちなみに、ですが、

吉川元春役だった、松重豊さんは、最近深夜番組の「孤独のグルメ」で美味しそうに食べているあの主人公を演じています。

私はその番組を見るたびに、元就の配役の面々がつい浮かんでしまいます。




posted by ふ〜みん at 23:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読売連載「忍者月輪」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする



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