連休中、地元でないと食べれれないものの中に「くきたち」がある、
ブログの中で何度か書いたかもしれない。
今回はもう無理かな、と思っていたらあの親戚の叔父さんが持ってきてくれた。
これも日頃の私のアピールのたまもの(笑)
「くきたち」の意味など考えたこともなく普通に食べていたから
「くきたち」とは何ぞや?と問われると答えられず、
わかるように説明しなきゃ、と調べていたら、
私が言う「くきたち」が必ずしも「白菜のとうがったったもの」を指すのではないことを初めて知った。
一般的に「くきたち」というと、「くきたち菜」という野菜をさすみたい↓

私が言う「くきたち」は、白菜のとうがたったもので、これ↓

「くきたち菜」より色が薄くて柔らかい緑色なのがわかるかな?
茎も太いよね、
じゃあ、白菜の「とうがたった」のは何?っていうと、
薹(とう)が立・つ
1 野菜などの花茎が伸びてかたくなり、食用に適する時期を過ぎる。
2 盛りが過ぎる。年ごろが過ぎる。「新人というには―・っている」
ということらしい。
これも、私が言う「くきたち」の説明にはなってなくて、
簡単に言うと、白菜を収穫した後に、そこから生えてきた茎のことなんだよね、
その生えてきたのを放っておけば、かたくなって「食用に適する時期を過ぎる」んだろうけど、
茎が出てきたばかりの柔らかいうちに摘んでたべるのが、「くきたち」なんだよね。

*畑の白菜の薹がたったもの、くきたち、上のほうの柔らかいところを摘む
白菜ってクセがなくて美味しいでしょう?
その「くきたち」も同じくクセがなくて柔らかくて美味しいんだよ、
おひたしにして味マルジュウ醤油をかけただけで、
いくらでも食べられる、食べたらとまらない美味しさだよ。
これだけは、この時期に帰省した時じゃないと食べられない味。
それにしても、薹がたつの意味で、
「盛りが過ぎる。年ごろが過ぎる」は、ひどいよね、
盛りが過ぎたもの同士、合ってるのかもね〜(笑)